アベシクリエイティブ制作秘話

作品づくりやロープ・身体表現、社会教育に関することを徒然に綴ります。

50.なわとびとロープフローのたった一つの違いについて

どうも。生きてます。久しぶりの投稿です。タイトルで遊んでみるスタイル。

さて、最近、ロープフロー気味に交差跳びをしたら気持ちよく跳べました。

ので、ちょっと「なわとび(ジャンプロープ)」の回し方との違いを考えてみました。

 

ちなみに「ロープフローとはなんぞや」についてはこちらにまとめてます。よかったらどうぞ。

abeshi-creative.hatenablog.com

 

 

ロープフローについて

abeshi-creative.hatenablog.com

 

↑でもちょっと触れてますが、こんな。↓

 

www.youtube.com

 

動画で「listening to the rope」とか、「すでに(生活の中で)やってる動きやってみよう」とか興味深いこと言ってるので、なんとなく紹介してみました。(あと地味に∞というのも、特徴を捉えたマークだなと。)

 

なわとび(ジャンプロープ)との違いについて

さて、ではさっそくタイトルの内容について考えていきましょう。

 

「ロープフロー・・・ただサイドスウィングしてるだけじゃん」・・・そう思っていた時期が僕にもありました。

 

でもやってみると、意外になわとび的回し方では得られない(心地よい)感覚がありました。

サイドスウィングを例にとって考えてみます。

 

前から見た図

なわとび的考え方だと、前跳び・交差跳びは手の位置が左右対称で同時に回ってるのがよいとされてるので(断定)、サイドスウィングもそうなりやすい形になってる/してると思います。

一方ロープフロー的考え方だとどうなってるかというと・・・

 

横から見た図

ロープフローでは、左右の手が(上下に)分かれてる印象。大げさに言うと1(右手),2(左手)で回してる感じ。もともと跳ぶための回し方じゃないので、開いた縄を正面から自分に向かって回すのではなく、横(縦)に回してる感があります。

 

つまり僕の、交差跳びが心地いいとは、「1(サイドスウィング)、2(交差跳び)」で跳ぶのではなく、「1(右手)、2(左手)、3(右手、のときに交差を作る)」・・・みたいな。そんな感じ。1回やってみてください。人生変わります。

 

 

 

交差跳びに関してはまた別の機会に機会に詳しく解説するかも。

「交差跳び・・・いつから体の前で×を作ると錯覚していた・・・?」みたいな。

 

ではでは、よいジャンプロープフローライフを。

 

 

 

 

49.「スゲー」ことができそうな予感について〜『なわとびゲーム』を通して〜

あべしです。

先日縁あって、京都を訪れていた修学旅行生に「市民活動」や「SDGs」に関してお話しする機会をいただきました。

(いろいろやらかしたところはありましたが・・・)今回はその感想&自分自身を励ます意味でメモしておこうと思います。

 

講義の時間では、生徒の皆さんにとってお話を聞くだけというより実際に体験してもらった方がよかろうと思って、この日のために考えた『なわとびゲーム』をやってみてもらいました。

↓(ビジネスゲーム風に書いてみた)

 

www.abeshi-creative.com

 

講義が終わってしばらくは「(お願いされていた)SDGsの説明とかちゃんとできたかなあ」とかもやもやしてましたが、冷静になってみると「もっと『スゲー』ことができた/できるのでは?」と考えるようになりました。

 

 

というのも、『なわとびゲーム』では

講義の初めにこちらのちょっとした問いかけに「なわとび苦手、二重跳び難しくて、体育の授業でもうまくできんかった」と言っていた子も楽しんで取り組んでた!(ような気がした)

 

 

単に「〇〇を教える」だけというより、もし「活動/創作してもいいんだ/楽しい!」というところにもアプローチできれば、その人が未来の自分の(取り組みの)サポーターやパートナー、師匠(どころか雲の上の存在!?)にもなるのでは!?・・・と。

 

 

漫画「め組の大吾」において、主人公の大吾くんが、消防団の人の活躍を見た時のような感覚を思い出しました。「助けられる存在じゃなく、自分で自分らのことを守っていけるんだ!」みたいな。住民のその変化のプロセスに関わることを大吾くんは「うまく言えないけどスゲー消防士」と考えるようになりましたね(うろ覚え)。

 

 

改めて自分も、

関わった人が、教えられる存在というより、創っていく存在になるような「スゲー」ことをしたい!

と思いました。

・・・という決意表明でした。

(「アベシクリエイティブ」という名前の意味合いも変わってきますね・・・)

 

次回以降『なわとびゲーム』作りの過程も書こうと思います。

 

 

最後にグチなんですが、

最近「もともと〇〇ができる、実績がある人がさらに〇〇する/機会が与えられる」みたいな雰囲気を感じています。

「お金がある人をさらにお金持ちにする」

「運動(なわとび)が得意な人をさらに得意にする」

うーむ・・・いろいろ考えさせられています。

 

とすると、僕がチャレンジする様が、社会に必要かもしれないでしょうか・・・(謎の使命感)。

あんまり気負いすぎず頑張ろうと思います。

ではではよい再チャレンジライフを。

 

 

 

48.現代なわとびの3つの特徴

あべしです。書こう書こうと思ってたんですが、できてませんでした。

ニート(仮)なのにおかしい!

 

さて、今回は動画投稿サービスを眺めたり僕自身「ダンスなわとび」をやってみたりしてる中で、現代&今後のなわとびについて、(これまでの定説を変えていくような形で?)こうなっていくんだろうなあという予感がありますので、それをメモしておこうと思います。

 

 

「現代なわとび」という概念について

これは日本のガチ勢がよくやってる「競技なわとび」とも僕の「ダンスなわとび」とも違った概念です。

「競技なわとび」で言う“技”や“ステップ”だけを行うわけでもないし、「ダンスなわとび」のように前跳び/後ろ跳び縛りをしているわけでもない・・・、新体操のロープとも、ロープフローとも言えないような・・・「これ!」とは定め難いなわとび!みたいな。

(僕も常に前跳び/後ろ跳びだけしたいわけでもないですし・・・)

 

ただ「競技なわとび」とは一線を画していることを伝えたい&単なる「なわとび」だとこのニュアンスが伝わらないので、「コンテンポラリーダンス」みたいに考えて、「コンテンポラリーなわとび」「現代的ななわとび」「現代なわとび」としました。

以下、とっても主観ですが、どうぞ。

 

①現代なわとびは脇を締めない。

ふと。脇を締める≠肘を締める?

 

②現代なわとびはかかとをつく。

①②合わせて、多回旋からの転換とも言えるかも。

 

③現代なわとびは横回転を使う。

これはモンキーみたいに水平方向に回すという意味もあるんですが、横から回ってくるという意味です。EBみたいに体をねじったらできます。

 

僕はまだ使いこなせてませんが・・・

 

これが何かというと、前跳び/後ろ跳びという概念がなくなるということです。

 

・・・「いや、だからそれが何?」と言われるかもしれませんが・・・僕にもわかりません。

が、考え方が変わったのは確かです。

 

 

まとめ的な

個人的には、今後、前跳び/後ろ跳び、縦回転/横回転、ダンスやダブルダッチとの境目が曖昧になっていくような気がしてます。(僕がダブルダッチロープで跳んでるように、道具的な意味でも・・・)

 

・・・というか、そんななわとび面白いかもと僕が思ってます。

 

なんなら、僕は普段の生活とthe 練習の境目も曖昧になってる/してるような気がします。サンダルでやったり、お買い物の時にロープで縛ったり。

 

歩くようになわとびする、息をするようになわとびする、生きるようになわとびする・・・うーむ。

 

今後がいろいろ楽しみですね。それではよい現代なわとびライフを。

 

 

 

47.なわとびに関する一考察〜時間と空間〜

あべしです。

連投です。書けるうちに書いておきます。(働け)

 

今回は10年近くほぼ前跳びしかしてない中での、自分のなわとびへの見方(の変化)について残しておきます。

 

1年前、もともと自分が「ダンスなわとび」を始めたのは、熟練者がスマートに跳んでる姿というよりも、ちょっと不器用に着地している人の姿に魅力を見てのことでした。(そこに自由さを感じた!)

 

コロナとか生活の変化で、ガラパゴス化?したところもあり、ここ1、2年が自分の前跳び人生の中で1番なわとび的変化があったかもしれません。というわけでどうぞ。

 

 

①「空中でTJ」よりも「地上にいる瞬間」

これは端的にいうとプロフィールにどんな写真を使うか、ですね。つまり自分の象徴はどこかとか、どの瞬間が好きかというのが表れるんだと思ってます。

それでよくTJの瞬間が切り取られますね。僕も学生時代は、TJの写真を撮ったりしてました。

 

・・・んですけど、最近はこんな感じのが好きになりました。

まだビニールロープ使ってる時の

・・・跳んでる(空中にいる)瞬間じゃないですね。

むしろ、地に足をつけててゆったりしてる瞬間。それも屋外の空が見えるところ・・・みたいな。

 

②「リリース」よりも「跳ぶ」

最近はインスタでよくリリースしてる人の動画を見ます。「Mic」とか「Manba」とか。(恥ずかしながら「Mic」の名前の由来を知らない人)

 

39.僕の考える最強の「フリースタイル」 - アベシクリエイティブ制作秘話

↑でも挙げた「ロープフロー」というジャンル(?)ができてるあたり、手に遠心力がかかる感じを楽しむ人が増えているのかもしれません。

(あと引っかからない/途切れないのもよいのかも?)

 

自分も一時期リリースかっこいい!と思って練習してましたが、最近は回転させる系のリリースは教養程度以上の練習はあんまりしてないかも。

どうキャッチするかというよりも、回ってくる縄にどうアプローチするかを考えるのが好きです。(「回してる」んじゃないです。「回ってくる」んです。(哲学))

 

次の③にも関係しますが、なわとびの文脈で、ロープを「もの」としてだけ扱うのにはあまり魅力を感じなくなったのかも?

 

③こんな感じに見えるになった?

・・・つまり自分にはこう↓見えるようになったかもしれません。

ある意味“切り取られている”ところが主役?

 

この視点でリリースとかを見てると/やってると、

「俺が縄をうまく扱ったから・・・何?」(誰目線だ・・・)

みたいな謎の感情が生まれることに気づきました。

 

つまり・・・

自分が扱っているもの・惹かれるものは、「縄」そのものというよりも、

 

・必ずやってくる、上がっては沈む太陽のような・・・「時間」

→そこに自分の体を同期させる。跳ぶ。

(なので、個人的には自分の都合で(サイドスウィング等で)「抜く」のはあんまり好きじゃなかったり。(こだわり))

 

・その形や動きによって、周りに線引かれる・・・「空間」

 

なのではないか、と。

 

・・・伝わりますかね・・・。

しばしば「あえて変わったことをしようとしてる」的に見られているような気がしないこともない時があるんですけど、僕的には自然の摂理(内的な真実?)に従ってるだけなのですが・・・。

 

最後にそれっぽく書いて終わろうと思います。

 

 

 

なわとびとは、時間と空間を扱ったものである。(2022 あべし)

 

 

 

次回は、今回の記事のきっかけになった「ライトダンスなわとび」について書こうと思います。それではよいなわとびライフを。

 

 

 

46.近況報告〜Ghost of TsushimaとかKYOTO GRAPHIEとか〜

あべしです。GW中の記録を忘れないうちに書いときます。

 

 

①Ghost of Tsushima プレイ動画見た

実はメタルギアソリッドとか好きなので。

元寇時の対馬が舞台のお話。

趣深い演出とか、「誉れ」をテーマに目的は同じでも対立する主人公らのストーリー・・・海外の方が制作したということで本当にすごいです。

 

その中で印象に残っているのは、ある仏師のお話(うろ覚え)。

 

仁(主人公)「この地域で、あなたが作ったあの仏像より立派なものは知りません。・・・ん、何してるの?」

 

仏師「自分の腕が元国の武将にも認められたので元国に献上する像を彫ってます。ここで1番になったところで・・・大陸はもっと広いんですよ」

 

「お主が求めるのは名声か?」

 

ふむー・・・って感じ。

 

②友人のダンス公演観た

舞台的なダンス。

音楽にしても、ダンス(体を動かす)にしても、空間にしても、いかに縛られているかを見直す機会になった。

具体的には、リズムがなくてもいいんだーとか「鏡で見てキレイな動き」じゃなくていいんだー・・・みたいな。

 

③KYOTO GRAPHIE 行ってみた

「KYOTO GRAPHIE」という国際写真展。

京都に住んでると「やってるんだー」程度であまり意識しませんでしたが、

他県の方から「このイベントのためにボランティアに来た。街ぐるみでこういうことやるのすごぉいよ!」と言われ、刺激を受けました。

 

コロナ(自粛)に慣れてたためか、1回目ちらっと会場近くまで行った時は

「なんで、こんなに人が並んでるんだ!?また今度来よ」ってなりました。

 

2回目、金曜日の昼に行ってみたら、たまたますんなり入れました。(会場から出た時には列ができてた!セーフ。人混み嫌いなので・・・)

 

京町屋的な空間と、布やダンスや印刷技術とのコラボレーションって感じ。

見終わった後、自分にとってのお気に入りの1枚が会場の表にもあったことに気づきました。嬉しい。

 

ガラスの反射で見づらいですが・・・

それではよいGW明けライフを。

 

会場の「誉田屋源兵衛」さんのマーク。誉れだ!・・・と思った。

 

 

 

45.「妄想かもですが」って言うのはやめようかなという話

どうもあべしです。最近は「社会的企業」なるものに関心が出ています。

 

さて、タイトルについてなんですが、「アベシクリエイティブ」のビジョン/取り組みに関係してます。

ひとつはご存知の通り、「なわとびをゲートボールに並ぶ(偏見)老後の趣味にする」なのですが、

 

もうひとつ、「『矛盾』のない働き方を実践する」というものがあります。

 

矛盾とは・・・具体的には(関係者から怒られるかもですが、たぶんそんなに見てないでしょう)

 

・若者を支援する!などとうたっている組織が、若い職員を低い待遇で働かせる。

・常勤の職員&予算もある組織としてのアウトプットより、職員個人の(余暇の時間の)アウトプットの方が大きい/意義深い(ように思える)

 

とかとか。(佰食屋の「売上を、減らそう。」という本から影響を受けている部分もあったり、なかったり。・・・お金とか組織について勉強しなきゃですね・・・。)

 

さて、それと「妄想」とどう関係するかというと、

僕自身、いろんな人、例えばキャリアカウンセラーの方とかに言う時に、使っちゃうんですよね。

 

「『妄想かもしれないけど』、組織に所属して働くにしても、そうした“矛盾”がないように働きたい」みたいな。

 

・・・「社会人なめんな」とか、笑われたりするのを事前に回避する的な心理が働いてるのかも?

 

・・・でもよく考えると、

「妄想」とは思っていない自分に気付きます。

 

最近、幸運なことにニート(仮)な自分とも一緒にいろいろ企画してくれる方と話す中で

「やるぞ!」という覚悟を持つことについて励まされました。

 

「海賊王に俺はなる!」ではないですが、少なくとも自分は自分を信じようと思ってます。・・・という報告でした。

 

整理をしてたら出てきた『ガラスの仮面』の好きなひとコマ

↑平凡なサラリーマン&仏師の海慶先生

44.ニートになってみた感想

あべしです。ショッキングなタイトルですね。

・・・正確にはちょっと違うんですが。

 

新年度からしばらくゆっくり過ごそうかと思っていたのですが、謎に忙しくなりそうな予感がするので、書けるうちに書いておこうと思いました。
(もう1ヶ月過ごしてるじゃないか、という説もある)

 

それでは、ニート(仮)的暮らしをしてみての感想です。

今回は3つに絞って。どうぞ。

 

 

①ゴミが減った。

これは自炊をするようになったからですね。&お酒を飲む量も減った気がします。

無駄使いをなくしたい気持ちとか、ストレスや濃い味のものが減ったとか・・・いろいろな影響があると思います。

特にプラスチックゴミの量が大きく減った印象。

 

あと「この時間」に食べるとかじゃなく、お腹が減ったらご飯作るというのもなかなか新鮮な体験です。

 

いずれにせよ、これまで市指定の大きなゴミ袋でためてたものが、なかなかたまらなくなったので、サイズダウンしようと思ってます。

 

②図書館を使うようになった。

書籍購入代の節約も兼ね、いろいろ回ってみてます。

(いろいろ回れる(ぐらい数がある)・・・ってたぶんすごいことだと思ってますが)

 

すると、これまで買ってきた本がだいたいありますね・・・。

もともと、本を買って読んでは売って、を繰り返していました。

(&もともと、大学では図書館だとかの役割を研究する系でもありました。)

 

ので、今後も活用するつもりです。

③お金について考えるようになった。

これは「いい儲け話ないかな」という文脈じゃなく、

税金とか社会のお金の仕組みについて、必要にも迫られて、それこそ図書館に行っていろいろ本借りてみたり。

 

それこそ(2回目)、図書館だって、自分の税金と書籍購入代や管理費用(建物や人やシステム)を天秤にかけると「あれ、お得・・・?」みたいな?

 

とか、お金に関することを他人?組織?に任せすぎていたかも・・・と反省してみたり。

どう自分のやりたい&できること(芸術とか学問とかスポーツとか)と経済的な部分(&社会的な価値)を両立させるかが今後の課題だと思ってます。

 

 

 

まとめ

1つには、自分の時間をどれだけお金や消費で補うか?という側面があるでしょうか・・・。

ごみにしろ、本にしろ、自炊の時間や本の返却の時間と引き換えに

プラスチック容器に入ったできあいのものや新品の本をお金で買う?みたいな?

・・・何がいいのかわかんないですね。ただ個人的には「星の王子様」でもあったように

 

「水を汲む時間を節約できるなら、僕はその時間井戸まで散歩を楽しむのに」(うろ覚え)

的な方が好きかな、と。

 

 

最近、中国の「寝そべり族」という言葉も知りました。興味深いですね。

それではよい寝そべりライフを。(なんだそりゃ)

 

北海道の「創作キャラバン」で出会った「もちのきもち」