アベシクリエイティブ制作秘話

作品づくりやロープ・身体表現、社会教育に関することを徒然に綴ります。

16.手打ちとか股関節とか気にせんくなった【卓球】

あべしです。また卓球の話です。

 

僕は最近やっと、中国式ペンホルダーの持ち方もしっくりきた感じ。そんな程度だから、これまで特にフォアハンドはボールに力が伝わらんというか、フォームが安定せんというか気持ち悪い状態でした。

 

しかし!フォアハンドに関して気づきがあったので、書いておきます。

 

またいつものような話の流れですが、

フォアハンドに関しては、巷のハウツー本や動画では、

・下半身(股関節・ひざ)も使う

・手打ちダメ絶対

・肩甲骨打法・・・

・わきは閉める・しめない

だとかいろいろ言われてますね。

卓球のレッスンの講師には「1番力が入るのでからだの前でボールを捉えるべし」と言われたりもしました。

 

こういうのに関しては、あべし教の教え(「『自然とそうなる』のが正しい」)からアプローチせねばという思いと、

(一流の)中国選手のフォアハンドって、「言われてる」のとなんか違くない?という思いがあったので、世界トップの中国選手を参考にしつつ、自分の体と相談しました。

 (あとダンス的な観点(人間のからだ的にこう?みたいな)も考えたいよね)

 

そうした結果、これだ!というフォアハンドのやり方が見つかりました!

それは・・・

 

 

「基本姿勢」を引いて、ほいっ!ってやる。以上。

 

 

 

↓画像で表すとこんな感じ。

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基本姿勢というのは左右どちらにボールが来ても対応できるような体勢というイメージ。 

 大きいぬいぐるみを抱えているような、バレエのアンバー?のような腕の位置。

 

①のまま、腰をひねって・・・というより何も考えずに、時計回りに引く。若干右手を(重力に従って)下げる感覚もあるかも。

 

引いたものを元に戻す。力を抜いてひゅっと振るんだけど、骨格的に?腕ががっちりなってる瞬間があって、そこでラケットにボールを当てる。

おそらくその瞬間というのは肩甲骨に沿った延長線上に腕が来てる時。(つまりフォアハンドでボールを捉える位置は俺的には体の前は違くて、正確には右斜めちょっと前。)

 

今のところはこれで、下回転を打つときとか、とっさに手を出したときとかミスが少なくなったし、ボールに力が伝わってる感じがしてます。

 

あとやっぱりあべし教のいいところで、このやり方によって、「下半身(股関節・ひざ等)はこうする」とか「腕(わき・ひじ等)はこうする」とかじゃなくって、

「腕はそのまま『引いて→打つ(当たり前)』」「打つ瞬間、ここ!っていうポイントがある」というだけで考えることがすごく少なくなった印象。

 

これは、あべし式前とび理論・・・「腕が重力に逆らわずに自然に回せている位置が正しい」(手首やわきはこうする!とかではなく)にも言えることですね。

 

ちなみに、参考にした選手は許昕(XuXin)選手。彼のフォアハンドはホントに美しいです。

 

というわけでまた次回。