アベシクリエイティブ制作秘話

作品づくりやロープ・身体表現、社会教育に関することを徒然に綴ります。

29.ダンスなわとびに関する誤解について

 最近、アイドルの方がなわとび始めてたり、競技の方が前跳び跳んでたり、ダンスなわとび的なわとびの流行を感じてます。世界がダンスなわとびの存在に気づいた。

 

  さて、ダンス的な要素を取り入れたなわとびを見るのはとっても楽しいですが、そもそもなんで自分が「ダンスなわとび」始めたか、確認したいなと思いまして、あえて間違われやすい?要素を文字化しときます。

 

 今から書くのは、言うなれば “純”「ダンスなわとび」みたいな感じ。みなさんは自分の思想に合わせて「ダンスなわとび」の濃度を調節してくださいね。僕は創始者を自称してるので純度高くしとこうかな、と。(とかいいつつ、来年はまた変わってるかも)

 

 

誤解1:ダンスなわとびは音ハメする

 実は音ハメ・歌詞ハメとか考えてません。イメージ、「ブルーピリオド」で言うところの「お題に反応する」みたいな感じです。ん?・・・これを音ハメと言うんだろうか?

 ただ、何かのイベントであるコンテンポラリーダンサーが言っていた「音楽をそのまま表現するなら、踊る必要ないよね?」という言葉は印象に残ってます。

 

誤解2:ダンスなわとびはステップをたくさん覚える

  実は「ステップ」を考えてるんじゃなく、からだの動かし方を考えてます。個人的には体の中心部を動かしたら、先端付近は後からついて来るんじゃないかな?ぐらいで思ってます。

 あとこれも、とあるダンサーさんから言われた「みんな、鏡を見すぎじゃない?自分はもっとからだ自体が感じるものも大切にしたいな」という言葉を覚えています。

 

誤解3:ダンスなわとびは若くエネルギッシュな人が行う

 中国の大会に行った時に、観光地の公園でおじいさん・おばあさんがゲートボールするノリでダブルダッチとか、長縄で単縄するチャレンジしてました。いいなと思いました。 

 

誤解4:ダンスなわとびは高価で希少な専門の用具を使う

 なんならグリップすらなくていいかも。

  

総じて

 「ダンスなわとび」は、いきすぎた資本主義?消費社会?とかエリート・競技志向?を克服・・・とまでは言いませんが、ちょっと捉え直すものとしていきたいなと思ってます(大げさ)。

 たくさんの音楽を知ってる方が有利とか、たくさんのステップ知ってる人がすごいとか、若い人じゃないとできないとか、お金ないと道具買えないとか・・・そういうんじゃないなわとび(=社会?)もたまにはいいのかしら?と。

 

 

 とはいいつつ、やっぱり「かっこいい!」「すごい!」と思われたいですよね。「ダンスなわとび」はそういった人の性を内包しているともいえますね。(テキトー)