アベシクリエイティブ制作秘話

作品づくりやロープ・身体表現、社会教育に関することを徒然に綴ります。

24.縄柱「鳥の呼吸」できました!

鬼滅の刃」流行ってますね。僕もテレビと映画、観ました。続編あるなら楽しみです(あえて漫画は見てない派)。黄色い人はうるさいですけど。

 

さて、今回は縄柱(「柱」:隊長みたいな感じ)になりたくて、型を考えて(やって)みました。

一覧はこんな↓感じ。

 

 

まず基本的に・・・

なぜ「縄の呼吸」じゃなく「鳥の呼吸」なのか。

なわとびの技って鳥系の名前多い?ですよね。あと自分が鳥が好きというのもあるし、「跳ぶ/飛ぶ」みたいなイメージもあるし、かっこいい!って感じで。

 

あと「型」なので、パッとできるとか縄と身体の構造・関係性みたいなのを重視してます。

 

・・・というのを踏まえた上で解説いきます。

 

壱ノ型「楔止め(くさびどめ)」

足で縄の真ん中を押さえて止めるやつ。最も基本的な動き。止めた時の縄の形がくさびっぽいから。鳥のくちばしにも見えるから「ついばみ」とも迷っている。

 

弐ノ型「腕車(うでぐるま)」

アームラップ。水の呼吸「水車」っぽい。 

 

参ノ型「縄衣(なわごろも)」

なわを胴体に巻くフリーズ。これは直感で思いついて納得のネーミングセンス(自画自賛)。

 

肆ノ型「綾鳥留め(あやとりどめ)」

クロスフリーズ。難しかった、が納得の出来。「あやとり」と「綾」(線が斜めに交わった模様、「あやとび」ともいうよね)と「鳥」。また「留鳥」という言葉も想起させる。

もともと「橋を架ける」とか「(交差・交わりを)宿す」みたいなイメージで作りたくって苦戦してました。が、納得の出来です(繰り返し)。こどもにも覚えてもらえそう(←大事)。

 

伍ノ型「隼(はやぶさ)」

交差(二重)系、そのまま。たまにはこういうのもよい。

 

陸ノ型「燕返し(つばめがえし)」

僕の幼き頃はS→Cをこう呼んでいた記憶があるんですが、けっこう特殊!?
「隼」との違いは「S」の概念です。

 

漆ノ型「鶺鴒歩き(せきれいあるき)」

サダウォーク。せきれいさん(通勤中よく見かける)がテクテクスムーズ?に歩く様から。鳥の世界でも「歩き方」は1つのテーマでもあるんです。

 

捌ノ型「手合わせ(手合わせ)」

グリップを片方の手でまとめて持つ。片方の手をフリーにする型。直感で決まる。

 

玖の型「飛燕(ひえん)」

リリース。「龍〜」「〜龍」みたいなのも候補にあった。「燕返し」と合わせてツバメ2回目だし、別名「渡(わたり)」にしようかとも思っている。留鳥/渡り鳥の対比もできそう。

 

拾ノ型「鵜示影(ていじえい)」

TJ。けっこう好き。「てい」で変換して出てきた漢字が「鵜」。鵜が示す影。「鵜呑み」「飲み込みが早い」、「鵜の目鷹の目」なんて言葉もあるらしいですね。初心者の登竜門でもあるし、今後もいろいろ吸収していってほしい(誰に!?)という願いを込めました。鵜呑みにしすぎるとだめですけど。今調べたら「啼(てい:鳥などが鳴く)」という漢字もありますね。個人的には「川鵜が水中で魚をとってる影」みたいな姿が想像できて好きですけど「啼示英」もよいかもと思ってきた。鳴き声というのが鳥のテーマでもある・・・むむ。

 

以上で型の(命名秘話の)説明でした。

それぞれの型の詳細・派生を動画に撮ろうと思ってるところです。ではよい縄柱修行を。

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 ちなみに偉大な先駆者さんのページ↓

nawatobifukkun.com