あべしです。
そろそろ製作中の「とびにおん」の話に
入りますよ。
そもそもなぜ「とびにおん」作りに入ったかというと・・・
次を見てください。
原作「ドミニオン 」より。
前にはコスト3金があれば手に入れられる「銀貨」がありますね。
手札にはちょうど1金分の「銅貨」3枚あります。
・・・ですので「銀貨」を1枚ゲットできました。
この捨て札が、山札を引き切った時点で
新たな山札になるやつですね
(詳細は前々回参照↓)。
3.デッキ構築型のゲームとは - アベシクリエイティブ制作秘話
ただここに、主にアナログゲーム初学者が
陥りやすい罠が・・・。
それは・・・
「なぜ銅貨で銀貨を買うんだ?」
「なぜお金を使ったのになくならないんだ?」
という疑問が浮かんで、「デッキ構築」ルールが
頭に入ってこなくなる問題です。
(経済が回る・・・みたいな意味づけはできそうですが・・・)
それでデッキ構築ゲームが楽しめないのはもったいない!
と思いまして、考えた結果・・・
(なわとびの)技術の習得という文脈だと
「前跳びを練習した結果、2重跳びができるようになる」
「習得するために練習した技は失われるわけではない」
というまさに「デッキ構築」のルールにぴったりなのではないか
思うに至りました。
練習した結果が、巡り巡って自分の地肉になるのですね。
うん、まさにデッキ構築。
自分は結構、ゲームとは言え、
現実世界の文脈みたいなもの
(初心者でもイメージしやすいか?)
を重視するタイプっぽいです。
やっと制作秘話っぽくなってきました?ね。
ではまた。